詐欺サイト?!すぐにするべきこと②
真っ先にするべきことについてはこちら
個人情報の不正利用を防止するということのお話です。
① クレジットカードの利用を停止する
仮にその通販サイトがちゃんと商品を送ってきたとしても、不正利用されるのではないかという不安は残ってしまいますよね。
その不安を解消するには、クレジットカードを止めることです。
クレジットカード会社は、365日24時間電話受付をしている番号がありますので、そこに電話してカードの利用を停止する旨伝えてください。
(なかなかつながらないので根気よく待ちましょう。子機から電話する場合は充電切れに注意しましょう。)
また、今後もクレカのシステムを使用したい場合には、カードの再発行の依頼をしましょう。
その際、カード番号が変更になることも確認しておくとさらに安心すると思います。
ただし、カードを止めても、今回利用した通販サイトでの購入代金は、通常は既に請求にあげられているため、そのままですとカード会社からの請求を止めることはできません。
今回の購入代金についてカード会社からの請求(口座からの引き落とし)を止めたい場合には、別の手続きが必要になります。ただし、条件があります。
水道ガス電気代、スマホ代金などをカード払いにしている方は、それぞれ支払方法を変更する手続が必要になります。
毎月支払っているものはわかりやすいのですが、数カ月に一度請求がくるものもあるので注意しましょう。
過去1年分の取引明細をみながら、支払方法を変更しないといけないところを探しましょう。
② いつも利用しているサイトの登録情報を確認・変更する
例えば、同じメールアドレスをいろいろなサイトでも使用しているという場合です。
メールアドレスを知られただけであれば特に困ることはないのですが(フィッシング詐欺メールに注意)、サイトを利用する際に「パスワード」も入力した場合には、特に注意が必要です。
同じパスワードを複数のサイトで使いまわしている方は、別のサイトにログインされてしまう可能性があります。
詐欺サイトと思われるサイトにパスワードを入力してしまった場合には、念のため、別のサイトのパスワードを変更しておきましょう。
③ 住所が知られてしまったけど大丈夫?
詐欺サイト運営者が自宅を訪れることはまずありませんので、その点は安心してもらっていいと思います。
詐欺サイトの関係者が、注文していない商品を一方的に送りつけてくるという場合はありえます。
もし一方的に送られてきた場合には、どうしたらいいでしょうか?
詳しくは消費者庁HP(こちら)をご確認ください。
ただし、裁判所から通知が来たような場合は、直ちに弁護士に相談してください。
裁判所の名をかたった詐欺もありますが、弁護士が書面をみれば詐欺かどうかすぐわかりますし、もし本物だとした場合にも直ちに手続きをとることができます。