関東信越税理士会長野支部にて講演をしてきました。
1月13日午後3時から午後4時20分まで、関東信越税理士会 長野支部の研修の講師として講演をして参りました。
同税理士会の研修の講師を務めるのは2年ぶり2回目となります。
今回のテーマは、「新型コロナ時代における倒産法制」でした。
事業主にとって、お金に関する相談の一番の窓口は税理士の方々だと思っています。
税理士とすれば、どのようにすれば倒産を防げるかという観点が重要だとは思いますが、新型コロナ時代では、いままで優良であった事業主もどうなるかわからないという状況にあります。
このコロナ禍を乗り切ればまた事業が復活できるようにするためにも、専門家としては、様々な制度にアンテナを張っておくことが有益ではないかと考え、このテーマを選びました。
コロナ特則についてお話をさせて頂くにあたり、その前提知識としての私的整理や破産・民事再生などの法的整理のご説明も簡単にさせて頂きました。
講演後にお話を聞くと、知らない内容ばかりだったということで、新たな知見を獲得する機会になって頂けたのであれば幸いです。
コロナ対策のため、会場にカメラを設置し、オンライン研修のような形で行われました。
カメラに向かってお話するのはなかなか慣れないものです。
対面式の講義の場合、私の説明が不足していたりすると受講生が首をかしげるなど悩みの姿勢が伝わってくるので補足することができるのですが、そういうわけにもいきません。
事前準備の段階で、いかに分かりやすく資料を準備し言葉遣いを考えるか、ということもオンラインが主流になるであろう今後の講演にとって重要なことだと改めて実感いたしました。
貴重な機会を頂いた税理士会の皆様にはこの場をお借りし改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
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